クーロン法則

クーロンの法則は静電気力を求めるための法則です。

静電気力

電荷は同じ符号を持つもの同士なら反発しあい(斥力),違う符号同士なら引き付けあいます(引力)。
この電荷同士に働く力のことを一般的に静電気力,もしくはクーロン力と呼びます。

クーロンの法則

真空中でr[m]離れた二つの小さな帯電体の電荷(点電荷)を、
$q_1[C]$,$q_2[C]$としたとき、この間に働く静電気力F[N]

$$\displaystyle F = K_0 \frac{q_1 q_2}{r^2}$$

また、$k_0$は比例定数として、

$\displaystyle k_0 = 9.0 \times 10^9[N \cdot m^2 / C^2]$

点電荷が異符号だと引き合い、同符号だと反発します。

帯電した二つの物体があるとき、この物体に静電気力が働きます。
この静電気力を求める公式がクーロンの法則です。

初版:2022/9/2
更新:2022/12/18(静電気力の説明を追加)

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